茨城県桜川市真壁町 真壁の歴史 真壁のひなまつり 真壁町 まかべ

「まかべを元気にしたい」

茨城県桜川市真壁町

真壁のおひなさま

人が動くとものごとが動きます。
平成15年2月に、数名の有志の思いから真壁町を一変させるような出来事が起きるとは、誰も想像し得なかったことでしょう。その出来事というのが「蔵の街真壁のひなまつり」です。
平成14年の暮れ、「寒い中、真壁に来てくれる人をもてなせないか」という一言から、「街中にお雛様を飾ろう」という発想になりました。
そして、有志たちは「お雛様を通して、和の文化・和む心・人の和が広がってほしい」と、その思いに「和の風」と名前を付けることにしました。
何の計画もなく、来てくれた人に喜んでもらおう・・・これが真壁のひなまつりの原点です。
翌15年1月下旬、有志たちがお雛様を飾っていると、それを見ていた人たちも自主的にお雛様を飾りはじめ、いつの間にか約40軒にお雛様が飾られました。2年目以降も、お雛様を飾る家や店は次々と増え、5年目となる約160軒に飾られるようになりました。
まるで風が吹いたかのようにひとりでに広がっていくことに物語を感じた有志たちは、2回目を第二章、3回目を第三章と呼ぶことにしました。(語りのある街(ブログより)引用)


蔵の街・真壁のひなまつり 和の風第一章 平成十五年

CEO

2003年2月 1回目の真壁 -和の風第一章- が始まりました。「寒い中、真壁に来てくれる人をもてなそう」と住民有志が立ち上がり、真壁のひなまつりは始まりました。


蔵の街・真壁のひなまつり 和の風第二章 平成十六年

2004年2月 2回目となる真壁のひなまつり -和の風第二章- が始まると、お雛様が90軒に飾られ、1ヶ月間で5万を超える人たちが真壁を訪れてくださいました。思いがけないお客様の急増に驚き、嬉しい反面、戸惑いも感じていました。


蔵の街・真壁のひなまつり 和の風第三章 平成十七年


2005年2月 3回目となる真壁のひなまつり、今回もおもてなしと出会いを大切にする気持ちを込めて、お雛様を飾ります。始めの気持ちを大切に、真壁に来てくださった皆さんと私たちが優しい気持ちになれるひなまつりになってほしいと願っています。
今回は115軒に飾られていました。
歴史を感じられる建造物は、真壁町登録文化財と指定され保存されています。各家々で思い思いの飾り方をして、 伊の中に入ってお茶をごちそうになりながら見たり、ガラス戸越しに見たりと其々の家のお雛様を公開しています。江戸時代のものから現在まで様々、それと手作りのものと多彩でした。町並みとお雛様を見てください。

蔵の街・真壁のひなまつり 和の風第四章 平成十八年


2006年2月 4回目となる真壁のひなまつり今回は3月3日最終日に「思いっきりテレビ゙」の生放送に取り上げられました。オープニングからの中継でものすごい人でした。 今年から独自企画のすいとんの提供も始まり、真壁の雛祭りイベントはパワーアップしています。


蔵の街・真壁のひなまつり 和の風第五章 平成十九年


2007年2月 5回目となる真壁のひなまつり、今回は160軒に近い御家庭が雛人形を展示して、お客様をお迎えしております。この「真壁のになまつり」のすごいところは、利益先導型ではないこと。イベントの思想のなかで、「売れ売れ主義にはしない」という柱があります。お客様に「何かを売りつけてやろう」という性格を出さずに、純粋に「いらっしゃったお客様に楽しんでいただきたい」。こういう姿勢が、珍しいこともあり、リピーターを呼んでいます。


蔵の街・真壁のひなまつり 和の風第六章 平成二十年


2008年2月 6回目となる真壁のひなまつり、蔵や商店、民家が思い思いの雛飾りで訪れる人を楽しませてくれます。今年は「蔵びな」という新たな飾り方が提案されたようです。 また、紫尾小学校の子供達201名が作った吊し雛が旧真壁郵便局(現まちなみ案内所)に飾られました。


蔵の街・真壁のひなまつり 和の風第七章 平成二十一年


2009年2月 7回目となる真壁のひなまつり、3月2日に行われる宵雛はとても幻想的な夜です。見に来る人も多くなりました。


蔵の街・真壁のひなまつり 和の風第八章 平成二十二年


2010年2月 8回目となるる真壁のひなまつり、連日、平日にも関わらず,、営駐車場も満車になるほど多くの人で賑わいました。 栃木県・群馬県・埼玉県のナンバーなど、県外から訪れている人がとても多いです。


蔵の街・真壁のひなまつり 和の風第九章 平成二十三年


2011年2月 9回目となる真壁のひなまつり、回を重ねる度に地域も拡大し今回は,過去最多の193店舗が参加しました。また、岩瀬地区でも雛人形が展示されることになりました。期間中はJR岩瀬駅から真壁まで毎日巡回バスが運行され、雨引観音にも立ち寄れるようになりました。また、大和地区では「雨引の里と彫刻」が開催されお楽しみいただきました。今回は、延べ10万人の方々が訪れました。


蔵の街・真壁のひなまつり 和の風第十章 平成二十四年


2012年2月 10回目 真壁のひなまつり-和の風第10章-が開幕しました。 東日本大震災で登録文化財の8割が被災。震災直後は今年の開催を断念する声も上がったが、ひなまつりを楽しみに訪れる人たちに支えられ、開幕にこぎ着けた。規模も昨年同様の160軒が思い思いに自慢のおひなさまを飾り、温かい気持ちで訪れる人たちをおもてなししていました。